中目黒と代官山は、ひとつの坂を挟んで1駅違いで隣り合い、日本のライフスタイル誌にもっとも登場しそうな東京の街を形づくっています。中目黒の主役は川です。目黒川は桜並木に縁取られたコンクリートの水路を流れ、その脇の静かな小道には、コーヒーロースター、デニムのアトリエ、そしてこの界隈のデザイナーやテレビプロデューサーで埋まる小さなレストランが並んでいます。東横線の高架下には「中目黒高架下」として、居酒屋、蔦屋書店、日本酒の立ち飲みバーが700メートルにわたって連なり、隈研吾が手がけた4階建てのスターバックス リザーブ ロースタリーは、川沿いの曲がり角を巡礼地に変えました。
坂を上った代官山は、建物が低く、緑が多く、そして値段が高い街です。木々の間に白い格子の3棟が建つ書店、T-SITEには、雑誌のバックナンバーを集めたフロアと、カクテルを片手にそれを読めるラウンジがあります。槇文彦が30年かけて設計したヒルサイドテラスにはギャラリーやデンマーク大使館が入り、ログロード方面への小道には、原宿から巣立ったブランドの店が並びます。歩くならぐるりと一周。朝は代官山、昼は坂を下って川沿いでランチ、日が暮れたら高架下へ。
- 夜は提灯に照らされる800本の桜の下、目黒川沿いを歩く
- 代官山T-SITEの雑誌アーカイブで朝のひとときを過ごす
- 中目黒高架下で食べて飲む
- スターバックス リザーブ ロースタリーで焙煎を眺め、テラス席へ
- 坂の上、代官山側のセレクトショップを巡る
- 東急東横線・東京メトロ日比谷線(中目黒駅)
- 東急東横線(代官山駅、渋谷から1駅)
中目黒・代官山のスポット
4件のスポット代官山T-SITE
代官山 蔦屋書店代官山T-SITEは2011年に建てられた書店で、Tの字を組み合わせた格子に包まれた3棟の白いパビリオンからなり、クライン ダイサム アーキテクツの設計で、旧代官山の丘の木立の中に建っています。店内の蔦屋書店は本を判型ではなく興味の対象で分…
目黒川
目黒川は中目黒を石垣の水路で流れる川で、小さな橋がいくつも架かり、4キロにわたって約800本の桜が水面の上で枝を交わしています。毎年春の10日間、ぼんぼりが枝を照らし、川岸には屋台が並び、街は東京でもっとも写真に撮られるお花見スポットになり…
スターバックス リザーブ ロースタリー 東京
2019年に目黒川沿いに開業した東京のロースタリーは、スターバックスの旗艦ロースタリーとしては世界で5番目で、隈研吾がデザインを手がけました。桜のモチーフで覆われた高さ17メートルの銅製のキャスクを囲むように、4つのフロアが配されています。…
中目黒高架下
「高架下」とは「高架線路の下」という意味で、中目黒高架下は中目黒駅を出た東急東横線の下の空間に2016年に生まれた、飲食店、バー、ショップが700メートルにわたって続く一帯です。ホームの真下にある蔦屋書店とカフェから始まり、居酒屋、タイ料理…