上野は、東京が文化と掘り出し物を隣り合わせに置いている街です。丘の上の公園は1873年に日本初の公園として誕生し、東京国立博物館、ル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館、シロナガスクジラで知られる国立科学博物館、コンサートホール、そして動物園が、どれも歩いて10分圏内に収まっています。春になると中央の園路は東京でもっとも有名な桜のトンネルに変わり、会社員が夜明け前からブルーシートで場所取りをします。丘のふもとの不忍池は、7月になると傘ほどの大きさの蓮の葉で埋め尽くされます。
線路の下に下りると、空気はがらりと変わります。戦後のアメリカ製品の闇市から生まれたアメヤ横丁は、山手線の高架沿いに400メートルにわたって続き、鮮魚、スパイス、化粧品、軍放出品、コピー品のスニーカーを売る店の主人たちが、昔ながらの江戸っ子の調子で値段を叫んでいます。美術館は早めに回り、昼は市場で海鮮丼を一杯。まだ足が残っていれば、静かな寺の境内を抜けて北の谷中まで歩きましょう。
- 東京国立博物館で国宝とともに朝を過ごす
- アメヤ横丁でスルメやスニーカーを値切る
- 4月上旬、上野公園の桜のトンネルを歩く
- 蓮に覆われた不忍池と、池に浮かぶお堂に参拝する
- 日本最古の動物園でパンダに会う
- JR山手線・京浜東北線・常磐線・宇都宮線(上野駅)
- 東京メトロ銀座線・日比谷線(上野駅)
- 成田空港へは京成線(京成上野駅)
上野のスポット
5件のスポットアメ横
上野と御徒町のあいだ、山手線の高架沿いに400軒もの店がひしめく市場で、戦後の闇市として生まれ、かつてここで売られていた飴(アメ)とアメリカ製品にちなんで名付けられました。今では魚、果物、スパイス、スニーカー、バッグ、そして東京でいちばん声…
東京国立博物館
日本で最も古く最大の博物館で、上野公園の北側に建つ5つの展示館に、100件近い国宝を含む12万件の文化財を収蔵しています。本館は縄文土器から江戸の漆工芸まで日本美術を概観し、武士の甲冑、仏像、北斎の版画が展示室を入れ替わりで彩ります。東洋館…
上野動物園
日本最古の動物園は1882年に上野公園内に開園し、1972年に中国から初めてジャイアントパンダが贈られると国民的な熱狂の的となり、その後数十年にわたって園の外まで続く行列を生みました。コンパクトで入園料も安い昔ながらの都市型動物園で、ゴリラ…
上野恩賜公園
1873年、焼失した寺の跡地に開園した日本初の公園で、にぎやかな駅を見下ろす台地に博物館、神社、桜の木々が集まっています。50ヘクタールの園内には、東京国立博物館、ル・コルビュジエ設計の建物に入る国立西洋美術館、国立科学博物館、動物園、コン…
不忍池
上野の山のふもとに広がる大きな蓮池で、土手によってボート池、鵜の池、そして蓮池に分かれています。蓮池は夏になると傘ほどの大きさの葉に覆われ、水面が見えなくなるほど蓮が密集します。中央の島には、音楽と福徳の女神を祀る八角形の弁天堂が建っていま…